2020 03/19

かつまたひでゆき「厨二革命」
アートフェア東京の開催中止に伴い出展予定作品のオンライン展示販売をいたします。
ご興味がありましたら電話かemailかFAXでご連絡ください。
ビデオチャットやプライベートビューイング(事前予約制)も可能ですのでご希望の方はお気軽にお申し付けください。
新型コロナウイルスの先行きがわからない中での大型イベントの中止は、いたしかたないことではありますが、アーティストの作品発表の機会を奪うことなく柔軟にアクティビティを継続できれば幸いです。
またアートフェア東京「AFT Art Hunting」のサイトからでもご覧になれます。
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2020 01/14

 この度、RED AND BLUE GALLERY では「ディアファネース 天草ミオ 内田ユイ 2人展」を1月25日より開催致します。

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天草ミオ「Never let her go 」フィルム紙にアクリル  236×295mm  2019

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天草ミオ「外は雨 」フィルム紙にアクリル、木枠 332×242mm  2019

 

2016_Scene826(オフィーリア)内田ユイ「Scene:826 オフィーリア」 2016

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内田ユイ「Scene:105 階段を降りる裸体」500×100cm  2017

 

  天草ミオと内田ユイは、いずれも「セル画」を模して、透明なフィルム――ないし、それに類する透明な紙やアクリル板――を支持体とした絵画を制作している。ただし、その目的は、デジタル技術の普及によって廃れた「セル画」それ自体を、芸術として昇華させるとか、失われゆく絵の形式として存続させるといった保守的なものではない。もともと「セル画」においては、キャラクターの動きを簡便に表現するために、透明な膜の “裏側” から彩色したという。これを応用した絵画と向きあうとき、鑑賞者は画面の反対側からイメージを透視することになる。一方、画面に対して作者と観者が同じ側に立つ伝統的な絵画の支持体(キャンバスなど)の場合、その存在は必ずしも意識されず、観念的に “透明” であることも少なくない。両者のあいだを隔てるように懸けられた境界として認識され得る透明な支持体は、むしろイメージの成立に関する具体的な場所なのである。それぞれ異なるアプローチからアニメにおける過去の技法を参照する二人の作品は、“見る” というシステムの背後にある関係について問いなおし、新しい絵画のモードを志向している。(飯盛 希)

 ご高覧の程、宜しくお願い致します。

天草ミオ Mio AMAKUSA

2012 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業

2014 同大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了

【個展】

2014 SENTIMENTALGAG/新宿眼科画廊,東京

2016 彼女を捕まえるための方法/新宿眼科画廊,東京

2019 her name is/新宿眼科画廊,東京

【グループ展/アーティスト・イン・レジデンス】

2015 小東京☆銀河vol.12/大東京綜合卸売センター,東京

2016 高嶋英男と小東京☆銀河/FETE FUCHU TOKYO,大東京綜合卸売センター,東京

2017 BankART アーティストインレジデンス2017 参加/BankART NYK,神奈川

2017-19 黄金町アーティストインレジデンス参加/黄金町,神奈川

2018 黄金町AIR2017成果展/黄金町,神奈川

2019 群馬青年ビエンナーレ2019 参加/群馬県立近代美術館,群馬

2019 黄金町バザール2019 参加/黄金町,神奈川

【受賞】

2014 武蔵野美術大学卒業・修了制作研究室賞

2019 群馬青年ビエンナーレ2019 入選

 

内田ユイ Yui UCHIDA

2011 女子美術大学芸術学部メディアアート学科卒業

【個展】

2012 「リクビダートル」/The Artcomplex Center of Tokyo・東京

2013 「プール」/The Artcomplex Center of Tokyo・東京

2015 「風と現前のカタストロフ」/新宿眼科画廊・東京

2016 「シーク・ユー」/新宿眼科画廊・東京

【グループ展】

2011 「日常と並列させるために」/ギャラリーKINGYO・東京 「Holiday vol.6」/ギャラリーKINGYO・東京 「Girls Illust Exhibition#14」/The Artcomplex Center of Tokyo・東京「unius」/横浜赤レンガ倉庫1号館・神奈川「女子美スタイル最前線」/横浜BankART studio NYK・神奈川

2012 「Square Graphic art exhibition vol.10 正方形グラフィックスの表現」/RECTO VERSO GALLERY・東京  「ACTチャリティー小品展2012」/The Artcomplex Center of Tokyo・東京

2014 「トランスエフュージョン3〔後期〕」/新宿眼科画廊・東京

2015 「depositors meeting 13」/art & river bank・東京 「KITAJIMA/KOHSUKE #10 ~100年転送~」/シェアスタジオカタ/コンベ・東京  下田ひかり個展「やがてゼロに至る黙示録」ゲスト出展/The Artcomplex Center of Tokyo・東京

2016 「BARRACKOUT/バラックアウト」/旧松田邸・東京  「KITAJIMA/KOHSUKE #13 ~池と怪物~」/シェアスタジオカタ/コンベ・東京  「奥村直樹ノ友達展」/DESK/Okumura・東京

2017 「シブヤスタイルvol.11」/西武渋谷店B館  「女子美助手展2017」/女子美術大学・杉並キャンパス  GINZA 24H SQUAD /旧銀座松崎ビル・東京

 2019 「女子美助手展2019」/女子美術大学・杉並キャンパス  TOKYO2021美術展「un/real engine ―― 慰霊のエンジニアリング」カオス*ラウンジ《東海道五十三童子巡礼図》プロジェクト参加/戸田建設旧ビル・東京   ART FOLDA00「SKIP TRACER」/帝国ホテルプラザMEDEL GALLERY SHU

【受賞】

2011  「Girls Illust Exhibition#14」アートコンプレックスセンター東京 /グランプリ受賞

2016  第一回 坂口恭平賞 受賞

 

 キュレーション 飯盛 希 Mare ISAKARI

1990年生まれ 福岡県出身東京都在住  

専門は美術批評、比較芸術。現在、東京芸術大学大学院 美術研究科 芸術学専攻 博士後期課程

東京大学教養学部 超域文化科学科 卒業

東京大学大学院 総合文化研究科 超域文化科学専攻 修了

2019 12/04

今年最後の展覧会は全てモノクロプリントのギャラリーコレクション展です。

素顔のピカソをとらえたロバート・キャパとアンドレ・ヴィレール。

セバスチャン・サルガドの1994年「WOKERS」、2002年「EXODUS」(Bunkamuraザ・ミュージアムにて開催)の出品作品。

ウィリアム・ヘイムズのロビー・ロバートソンやトム・ウェイツのポートレイト作品。

日本からは森山大道と荒木経惟。

全13点、すべてオリジナルプリントのギャラリーコレクション展です。

この機会に是非ご高覧のほど、宜しくお願い申し上げます。

andrevillers_picassoAndre Villers   les yeux de Picasso…Cannes, 1956  Gelatin silver print I.26.5×36.6cm
salgado_kabul.kjpgSebastião Salgado   Kabul,Afghanistan 1996  Gelatin silver print I.17.5×25.8cm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019 10/30

クロージングイベントのお知らせです!

 尾崎森平「1 9 4 2 0 1 9」最終日11月16日(土)18:30から美術作家、風間サチコさんをゲストにお迎えして作家とのトークショーを行います。(入場無料)

尾崎森平は木版画を通して幼い頃から美術を学んできました。 その尾崎が今もっとも刺激を受け、どうしても直接話を聞いてみたい作家が風間サチコさんなのでした。風間さんは現在も富山県の黒部市美術館で「コンクリート組曲」と銘打った展覧会が開催中、他のプロジェクトも進行中の超多忙な日々をお過ごしの中、切なる尾崎の願いを叶えて頂ける事となりました。(協力:無人島プロダクション)

この機会にぜひご参加ください。

 

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2019 10/14

 この度、RED AND BLUE GALLERYでは初の個展となる尾崎森平「1 9 4 2 0 1 9」を開催いたします。

 仙台市で制作を続ける尾崎森平(おざきしんぺい、1987年生まれ)は、生まれ育った現代の東北の景色、地方都市の見慣れた幹線道路沿いのコンビニ、スーパー、ガソリンスタンドやホテルなどの建物を題材とし、それらの風景と同一画面上に時空を超えた神話や寓話、歴史的事象などを引用したモチーフを描いてきました。作家はこれらを重ね合わせることで生まれる「共振」をテーマに絵画を制作していると言います。

 VOCA展2016で大原美術館賞を受賞した作品「Ceremony」は、誰もが目にしたことがありそうな郊外の空き地や田畑を通る道路沿いに唐突に現れるラブホテルらしき建物(廃墟?)と、1934年ニュルンベルクで開催されたナチ党帝国党大会で行われた上空を貫く数え切れないほどの対空サーチライトが夜空にそびえ立つ、あの有名な「光の大聖堂」が一体となった迫力のある大作でした。

ceremony_web    Ceremony    246×196cm Acrylic on canvas mounted on board 2015     大原美術館蔵

 今回の個展ではファシスト党ムッソリーニ政権下で進められ、イタリアの第二次世界大戦への参戦によって幻となった1942年ローマ万国博覧会の為に建設されたエウル(EUR,EsposizioneUniversaleRoma)地区にある当時の先端的なモダニズム建築物をモチーフとし、これらの建物を現在の日本の地方都市でよく見かけるホテルやコンビニ、日帰り温泉施設や斎場の建物などに置き換えたシリーズ作品を発表します。 その中核をなす「ホテル・エウル」という作品では、今もエウル地区に現存する有名な「イタリア文明館Palazzo della Civiltà Italiana」(現在はFENDIの本社ビル)が、「ホテル・エウル」という名の田園の中にひっそり佇むホテルの廃墟として描かれています。国民の意識を統一し国家権力を誇示するためのファシズム建築と言われている当時のモダニズム建築物を、時空を超えて現在の東北地方の景色に溶け込ますことで作家は「共振」を生み出そうとしているのでしょう。

 尾崎森平の言う「共振」とは何を意味するものなのか。それは衰退の一途を辿る日本の地方の物悲しさの中、無機質なコンクリートと田畑や森が交わり融け合い風景となっていくことの不可思議さを描くことで、皆が薄々感じている直視に耐えられない日本の社会的課題を露わにし、それが過去の物語や歴史的事象と容易く結びついてしまうという驚きと発見、ユーモアと恐怖が渾然一体となったこの作家にしか生み出すことのできない「絵画体験」のことではないでしょうか。今回の展覧会タイトル「1 9 4 2 0 1 9」とはつまり、過去のイタリアのファシズム社会と現在の日本の社会が地続きであることを指し示しているのです。

 尾崎森平の東京での初めての個展となります。今回の「1 9 4 2 0 1 9」と銘打ったシリーズ作品群で、この作家の独特の世界を存分にご鑑賞いただけると思います。ぜひこの機会にご高覧のほど宜しくお願い申し上げます。

※初日10月25日(金)17時から作家を囲んでオープニングレセプションを行います。

Family Mart  69×91cm  Acrylic on canvas

Family Mart     69×91cm      Acrylic on canvas mounted on board 2019

 

尾崎 森平 Ozaki Shinpey

1987  宮城県仙台市生まれ

2006  岩手大学入学

2009  企画展「UNBALANSE BASE-東北とアイデンティティ-」企画(旧石井県令邸・岩手)

2010  岩手大学 卒業

2012  「Paintings 2012 – 本田 健、小野嵜 拓哉、濱 千尋、尾崎 森平 -」(SARP・宮城)

2013  「GEISAI#18 」出展(東京都立産業貿易センター・東京) 「Paintings 2013 – 本田 健、小野嵜 拓哉、濱 千尋、尾崎 森平 -」(SARP・宮城) 「EMERGING DIRECTORS’ ART FAIR ULTRA006 Nov.side No.16 河田 麻美」(スパイラルガーデン・東京)

2014  「アートフェスタいわて2013 – 岩手芸術祭受賞作品・推薦作家展+岩手県美術選奨受賞者作品展-」(岩手県立美術館・岩手) 「シグセレクト(Cyg SELECT)」(Cyg art gallery・岩手) 「Autumn Group Show」(深川番所ギャラリー・東京)

2015  「1462 days – アートするジャーナリズム」(河北ビル5F-9F・東京) 「Young Art Taipei 2015」(シェラトンホテル9階・台北)

2016  「VOCA 2016 現代美術の展望ー新しい平面の作家たち」(上野の森美術館・東京) 個展「DRY EYE」(ターンアラウンド・宮城) 「2016年のIMAー岩手の現代美術家たちー」(岩手県立美術館・岩手)

2018  「アートフェスタいわて2017- 岩手芸術祭受賞作品・推薦作家展+岩手県美術選奨受賞者作品展-」 (岩手県立美術館・岩手) 個展「Lonely Planet」(MORIOKA第一画廊 + Cyg art galley ・岩手)

【受賞歴】

2013 「第66回岩手芸術祭美術展」現代美術部門芸術祭賞

2016 「VOCA 2016 現代美術の展望ー新しい平面の作家たち」大原美術館賞 平成27年度岩手県美術選奨

【パブリックコレクション】 大原美術館

CONCEPT】

 私は環境心理学に触発され、 自分の生まれ育った現代の東北の景色や生活の記憶、 ステレオタイプ化された地方や田舎のイメージを引き合いに作品を作っています。(以下これらをまとめて“風景”と呼びます) 私が作品のイメージソースに風景を多用するのは、 勿論それが私のアイデンティティの外枠(ケース)を形成しているからに他なりません。 私を取り巻き、イメージを刺激するこの風景は、国境や時空、次元を超えて、 神話や寓話、歴史的事象など、あらゆる物語や史話と呼応しています。 私は制作に於いてそれらの結びつきをリアリズムに反映する試みをしているつもりでしたが、 蓋を開けてみればその試みはシュルレアリスムの探求者と同じ試みであり、 また個人的な社会へのアイロニカルなジョークの発露でもありました。 個人史を突き詰め、作品を作り続けることでしか分からない事実がある。 だからアートは面白い。 私は今日も明日も頭の中に釣り糸を垂らして、 混沌とした風景の中から食いついてくるイメージを引き上げるべく、 せっせと手を動かし、じっくり物思いに耽ります。